第11 回 国家資格 キャリアコンサルタント試験 学科試験

問1 「平成 29 年版男女共同参画白書」(内閣府)において示された、わが国の女性の就業状況に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

  1. 生産年齢人口における女性の就業率は、最近 10 年間毎年減少を続けている。
  2. 25 歳から 44 歳の女性の就業率においては、都道府県別の違いはほとんどない。
  3. 「子供ができても、ずっと職業を続けるほうがよい」と考える人の割合は、女性では増加しているが、男性では逆に減少している。
  4. 30~50 代を中心に「不本意ながら現在の非正規の雇用形態」に就く女性が多い実態がある。

結果

解説:平成29年度男女共同参画白書からの出題です。同白書は、女性活躍、男女共同参画に関する基本的で重要な資料ですから一読しておきましょう。過去の出題も是非解いておきましょう。[第3回問14] 平成29年版男女共同参画白書(Ⅰ)ちなみにこの問題は判断の難しい選択肢もあり、消去法でのアプローチはやむなしの問題でした。時折、問1が非常に難しいことがあります。出鼻をくじかれないように、一問目の対応には気をつけましょう。

  1. ×:生産年齢人口における女性の就業率は近年上昇しており、平成28年には66%まで上昇している。【P5】
  2. ×:女性の就業率については、都道府県別の違いがあり、福井県、山形県、鳥取県、富山県などが高い。【P7】
  3. ×:「子供ができても、ずっと職業を続けるほうがよい」と考える人の割合は、男女ともに増加している。【P9】
  4. ○:図表から「多い」という客観的な判断が難しいが、本文に同様の文章がある。
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